中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）指揮官の陳時中・衛生福利部（衛福部）長は28日、高端疫苗生物製剤（メディゲン・ワクチン・バイオロジクス）の新型コロナウイルス感染症ワクチンは早ければ８月にも接種できるとの見通しを示した。29日付自由時報が報じた。

　28日午後５時時点で、新型コロナワクチン接種意思登録・予約システムの接種意思登録人数は計866万7,000人。メディゲンのワクチン接種希望は９万2,000人で、メディゲンを含む希望は55万2,400人だった。アストラゼネカ（ＡＺ）かモデルナ希望は421万9,000人。モデルナのみの希望は346万1,000人だった。

　陳・衛福部長は、今後、モデルナのワクチンを１回目に接種できる可能性は低いと述べた。台湾が調達契約を締結したり、寄付されたモデルナのワクチンは855万回分。既に１回目にモデルナのワクチンを接種した283万人や、１回目にアストラゼネカのワクチンを接種した医療従事者などに、モデルナのワクチンを接種するためだ。

　指揮センターは、新型コロナワクチン接種意思登録・予約システムで登録し、ショートメールを受け取っていない場合は、システム上でワクチンのメーカーなどの変更が可能と説明した。ショートメールを受け取った後でも、予約していない場合は、きょう29日正午以降、変更できる。ショートメールを受け取り、予約を完了したものの、ワクチンを接種しなかった場合は、８月７日午後５時以降に変更できる。

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