ニュース その他製造 作成日:2021年8月2日_記事番号:T00097545
台湾経済研究院(台経院、TIER)が30日発表した6月の製造業景気信号指数は17.87ポイントで、前月比0.78ポイント上昇した。製造業景気信号は2カ月連続の「黄赤(過熱傾向)」だった。台経院は、新型コロナウイルスの域内感染拡大でも製造業では大規模な生産停止はなく、輸出は拡大していると説明した。31日付工商時報が報じた。

製造業景気信号指数を構成する5項目のうち、▽経営環境、前月比0.48ポイント上昇、▽原材料投入、0.42ポイント上昇、▽販売価格、0.11ポイント上昇──の3項目は上昇した。台経院景気予測中心は、世界経済の回復でハイテク製品や従来型産業製品の需要が急拡大し、経営環境と原材料投入の指数を押し上げたと指摘した。一方、▽需要、0.23ポイント下落、▽コスト、0.01ポイント下落──は下落した。
台経院は今後について、製造業の主軸である情報通信技術(ICT)業が需要期入りしたが、中国の河南省での大雨による生産や流通への打撃や、東南アジアでの新型コロナ感染拡大で、アップルやサムスン電子などスマートフォン大手の部品調達や出荷に遅延が生じないか注視すると説明した。
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