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《新型肺炎》嘉義県市で店内飲食禁止、クラスター発生で/台湾


ニュース 商業・サービス 作成日:2021年8月2日_記事番号:T00097549

《新型肺炎》嘉義県市で店内飲食禁止、クラスター発生で/台湾

 嘉義県水上郷のある工場での新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)発生を受け、嘉義県政府と嘉義市政府は30日、8月6日まで飲食店や夜市(ナイトマーケット)の店内飲食を禁止し、テイクアウトやデリバリーのみに限定すると発表した。嘉義県政府と嘉義市政府が開催するイベントは取り消しまたは延期し、故宮博物院南部院区を含む博物館や美術館などを閉鎖する。2日付自由時報などが伝えた。

/date/2021/08/02/11chiayi_2.jpg翁・嘉義県長(右)は1日、クラスターの状況は嘉義県衛生局が状況を完全に把握しているが、気を緩めることはできず、今週が鍵と語った(1日=中央社)

 工場の従業員や家族は30日に9人、8月1日に1人の感染が新たに確認され、累計11人となった。工場の従業員(第1万5,779例)が7月中旬に台北市万華区を訪れており、感染源とみられている。

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は、工場の従業員は全員隔離し、検査を行った98人のうち、これまでに感染を確認された10人を除く88人はいずれも陰性だったと説明した。翁章梁・嘉義県長によると、県内の検査所で1日までに検査を受けた1,345人はいずれも陰性だった。