ニュース その他製造 作成日:2021年8月10日_記事番号:T00097697
製紙大手の永豊餘投資控股(YFY)は9日、永豊餘造紙(揚州)など中国の江蘇省揚州市の子会社が、ロックダウン(都市封鎖)措置の実施など新型コロナウイルス感染防止策を強化する揚州市政府の要請に応じ、即日生産を停止すると発表した。同社は抄紙機3台を設置しており、年間約95万トンの工業用紙の原紙を生産している。10日付工商時報が報じた。
YFY傘下で工業用紙大手の永豊餘工業用紙(YFYパッケージング)は2020年の売上高約330億台湾元(約1,310億円)のうち約半分が、揚州の製紙工場や中国の12カ所に設置する紙箱工場などによるもの。今回の感染防止策で影響を受けるのは揚州の製紙工場のみで、その他の紙箱工場は外部より原紙を調達し、年間90万平方メートルの生産量を維持する方針だ。
YFYは揚州に家庭用紙工場も設置しており、年間約10万トンの衛生紙(ティッシュペーパーやトイレットペーパー)を生産している。傘下のRFID(無線自動識別)タグ世界最大手、永道射頻技術(アライゾンRFIDテクノロジー)も揚州市内に工場を設置している。
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