ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2021年8月11日_記事番号:T00097718
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)が10日発表した7月の連結売上高は、前月比7.8%増、前年同月比69.64%増の418億8,000万台湾元(約1,660億円)と、初めて400億元を突破した。世界的に鉄鋼製品の需要が高まり、生産・販売数が増加したことや、価格の引き上げが貢献した。11日付経済日報が報じた。
1~7月の連結売上高は前年同期比45.6%増の2,551億5,000万元だった。
翁朝棟・董事長は、現在、鉄鉱石や冶金(やきん)用石炭価格が高水準を維持しているほか、産業界で「カーボンニュートラル」実現に向けた取り組みが進み、生産コストが高止まりしていることが製品価格を下支えしていると指摘した。
また中国が鉄鋼製品の生産を厳しく管理し、輸出を制限していること、およびロシアも輸出関税を導入したことから、世界的な供給の逼迫(ひっぱく)状況が短期内に解消することはないとの見方を示した。
さらに最近、中国や日本などで豪雨災害が発生して復興需要が高まると同時に、間もなく需要期の第4四半期を迎えるため、年末にかけて見通しは明るいと予測した。今年の業績を観察すると、創業50年で最良の1年となる可能性があると語った。
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