ニュース 医薬 作成日:2021年8月13日_記事番号:T00097765
ETtoday新聞雲などによると、仏教系慈善団体の仏教慈済慈善事業基金会(慈済基金会)は13日に発表した独ビオンテック(BNT)の新型コロナウイルス感染症ワクチンについてのQ&Aの中で、9月に台湾に到着するとし、▽台湾積体電路製造(TSMC)、▽鴻海精密工業系の慈善団体、永齢基金会──の調達分と同時期に、同等の数量が到着すると説明した。中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は同日の記者会見で、到着時期や数量はまだはっきりしないが、順調に進展していると語った。
慈済基金会とTSMC、永齢基金会はワクチン各500万回分、計1,500万回分の調達契約を、台湾向けの販売代理権を持つ中国の上海復星医薬と締結している。
BNTの広報担当者が中央社電のメール取材に回答したところによると、BNTは台湾当局と新型コロナワクチンの台湾への出荷スケジュールを既に取り決めており、品質管理と安全上の手続きが完了次第、送付する予定だと説明した。
BNT広報担当者は、BNTのワクチンは3日に台湾当局の緊急使用許可(EUA)を取得しており、上海復星医薬と台湾への早期供給を目指しているが、初回の出荷日はまだ確定していないとした。
12日には、台湾政府が調達したアストラゼネカ(AZ)のワクチン約52万回分が到着し、台湾に到着済みのワクチンは計1,000万回分を超えた。
蔡英文・総統は、皆がワクチン接種を待ち望んでおり、これからもワクチンの早期出荷を督促していくと語った(蔡総統フェイスブックより)
【ワイズPRです】
台湾の新型コロナ情報をいち早くお知らせ。日本語で緊急ニュースが届く、ワイズニュース速報版。
検索は「ワイズニュース、速報版」。
【在台日系企業・日本人向けPRを募集しています】
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722