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《新型肺炎》寒舎集団のホテル、100人解雇か(トップニュース)/台湾


ニュース 商業・サービス 作成日:2021年8月16日_記事番号:T00097786

《新型肺炎》寒舎集団のホテル、100人解雇か(トップニュース)/台湾

 16日付中国時報によると、台北喜来登大飯店(シェラトングランド台北ホテル)や台北寒舎艾美酒店(ルメリディアン台北)などホテル4軒を運営する寒舎餐旅管理顧問(マイ・ハンブル・ハウス・ホスピタリティー・マネジメント・コンサルティング)が人員スリム化を進めており、7〜8月にかけ従業員約100人が離職するようだ。業界関係者は、新型コロナウイルス感染症の水際対策で海外からの観光客がほぼゼロとなる中、館内レストランがアピールポイントの寒舎餐旅管理顧問は、防疫レベル第3段階(レベル3)でのレストランの店内飲食禁止で収入が激減したと指摘した。

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 寒舎餐旅管理顧問は、新型コロナで飲食・宿泊業が深刻な打撃を受けており、近ごろ希望退職者の募集や組織の再編を進めていると説明した。

 寒舎餐旅管理顧問の第2四半期連結売上高は前期比49.62%減の4億1,400万台湾元(約16億3,000万円)だった。純損益はマイナス2億6,000万元で、赤字は前期の3.45倍に、前年同期の3.35倍に膨らんだ。

 昨年から新型コロナの水際対策で海外からの観光客がほぼゼロとなっており、頼りは域内旅行と飲食事業だ。寒舎餐旅管理顧問のホテル4軒のうち、宜蘭県礁渓郷のリゾートホテル、礁渓寒沐酒店(ムーホテル礁渓)は、海外旅行気分を味わいたい域内旅行者に好評だ。一方、海外からの旅行者に人気が高かった台北市内の▽シェラトン台北、▽ルメリディアン台北、▽寒舎艾麗酒店(ハンブルハウス台北)──は客室稼働率が低迷している。ハンブルハウス台北は昨年10月より、海外からの入境者の外出制限「居家検疫」期間中の宿泊を受け入れる防疫ホテルとなった。

客室稼働率、軒並み10%未満

 交通部観光局の統計によると、シェラトン台北(客室数688室)の6月の平均客室稼働率は6.5%で前月比7.46ポイント下落、ルメリディアン台北(客室数160室)は7.04%で14.45ポイント下落した。

 6直轄市のホテルの6月平均客室稼働率は、低い順に▽新北市、3.04%、▽高雄市、5.79%、▽台北市、6.49%、▽台南市、13.43%、▽桃園市、14.07%、▽台中市、19.73%──だった。

 全県市の国際観光ホテルと一般観光ホテル計124軒の6月平均客室稼働率は7.63%と、前月の21.14%から13.51ポイント下落した。

【図】

 

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