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《新型肺炎》中華航空関連のクラスター、市中感染との関連なし/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年8月16日_記事番号:T00097807

《新型肺炎》中華航空関連のクラスター、市中感染との関連なし/台湾

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は13日、4月中旬以降に新型コロナウイルスへの感染が確認された中華航空(チャイナエアライン)の乗組員や、中華航空の乗組員が外出制限「居家検疫」期間に利用している防疫ホテル「台北ノボテル桃園国際空港」の従業員などのクラスター(感染者集団)発生が、その後の市中感染につながったと示す証拠は調査で確認されなかったと発表した。14日付自由時報が報じた。

 指揮センター指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は、4月中旬以降に新型コロナへの感染が確認された中華航空関連の感染者は乗組員の職場の接触者や同居の家族が大半で、台北ノボテルで発生したクラスターに関しても、同ホテルの従業員、家族以外の感染は確認されなかったと説明した。

 台湾では、指揮センターが4月15日から台湾籍の航空会社の長距離路線の航空機の乗組員に対する居家検疫の期間を3日間に短縮、「自主健康管理」(手洗い、外出時のマスク着用、公共の場所への出入り自粛など)の期間を11日間に延長したことが、その後の市中感染拡大につながったとする批判が出ていた。