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《ワイズ横丁》トルコでビンロウは「麻薬」、持ち込みで逮捕の台湾人も/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年8月16日_記事番号:T00097809

《ワイズ横丁》トルコでビンロウは「麻薬」、持ち込みで逮捕の台湾人も/台湾

 ヤシ科の植物、ビンロウ(檳榔)の種子を、石灰を塗ったコショウ科の植物、キンマの葉でくるみ、噛(か)みたばこのように使用する嗜好(しこう)品が、台湾では古くから愛用されており、「台湾のチューインガム」などと呼ばれ現在も根強い人気を誇る。しかし、トルコではビンロウが「麻薬」に指定されており、今年に入って同国を訪れた台湾人のうち少なくとも3人が違法にビンロウを持ち込んだとして逮捕されている。

 中国の駐イスタンブール総領事館は12日、トルコの法律ではビンロウの種子に含まれるアレコリンには幻覚を引き起こす効果があるとして麻薬に認定されており、ビンロウをトルコに持ち込もうとして、台湾の住民を含む中国人が数多く逮捕されたと明らかにした。

 また8月初旬にトルコに入国しようとした複数の台湾人旅行者がビンロウを携帯していたとして逮捕されたとも伝えられている。

 台湾の警察は、アレコリンは副交感神経に作用するアルカノイドの一種で、ビンロウの種子を咀嚼(そしゃく)する過程で、唾液と汗の分泌を促進するほか、副腎皮質ホルモンの糖質コルチコイド産生を刺激し、使用者に興奮感をもたらす上、依存性があると説明した。

 トルコでの逮捕者が相次いでいるとの情報が流れる中、外交部は現在、海外旅行者向けの安全情報で、トルコにはビンロウを持ち込まないよう注意喚起を行っている。ビンロウを麻薬として規制している国・地域はトルコやオーストラリアなどごくわずかだ。

 台湾でも近年、ビンロウは口腔がんの主要原因の一つとなっているなどとして、「禁ビンロウ」の呼び掛けが強化されている。その持ち込みが原因でトルコで逮捕されたとの報道に、自業自得と感じる人もいるようだ。

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