ニュース その他分野 作成日:2021年8月16日_記事番号:T00097816
行政院主計総処は13日、2021年の実質域内総生産(GDP)成長率予測値を前年比5.88%へと、6月時点の予測値5.46%から0.42ポイント上方修正した。2010年の10.25%以来、過去11年で最も高い予測だ。世界的な景気回復を受け、輸出好調と活発な投資が続いているためだ。14日付工商時報が報じた。

輸出の成長率予測は28.15%と従来予測から7.75ポイント引き上げ、民間投資の成長率予測は11.89%と2.79ポイント引き上げた。いずれも過去11年で最高となると予測した。
主計総処は、輸出の成長率予測の上方修正の理由について、5月中旬以降の新型コロナウイルスの市中感染拡大でも、生産活動は影響を受けなかったことなどを挙げた。民間投資については、半導体メーカー大手の設備投資が相次いでいること、台商(海外で事業展開する台湾系企業)がUターン投資を実行に移していることなどを挙げた。
一方、個人消費の成長率予測は1.36%と、従来予測より1.39ポイント下方修正した。過去12年で2番目に低い水準だ。市中感染拡大で防疫レベルが第3段階(レベル3)に引き上げられ、市民が外出を控えたほか、飲食業の店内飲食が禁止されたためだ。個人消費の第2四半期の成長率の概算値はマイナス0.41%、第3四半期の予測値はマイナス0.58%だ。
主計総処は、新型コロナの打撃緩和策として政府が計画中の振興券「五倍券」の経済効果は織り込み済みで、21年のGDP成長率を0.2ポイント押し上げると予測した。
22年のGDP成長率は3.69%と予測した。うち、五倍券の効果は0.1ポイント。個人消費の成長率が4.36%に回復すると予測した。

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