ニュース 政治 作成日:2021年8月18日_記事番号:T00097857
中国国防部の17日発表によると、人民解放軍は同日、台湾本島の南西、南東部海域および空域に▽戦艦、▽対潜哨戒機、▽戦闘機──などを出動させ、軍事演習を実施した。これに関連して人民解放軍東部戦区の施毅・報道官は、最近米国と台湾が共謀して挑発を頻繁に行い、誤ったシグナルを発して中国の主権を侵犯し、台湾海峡の平和と安定を破壊しており、同海域での最大のリスク要因となっていると指摘した。外部勢力による干渉と台湾独立勢力による挑戦に厳しく対応するため、必要な行動を取ったと強調した。18日付工商時報が報じた。
17日には中国軍機が計11機飛来した(国防部より)
施・報道官の発言について工商時報は、米国務省が今月4日、バイデン政権発足後初となる台湾への武器売却決定を発表したこと、蔡英文・総統が『文藝春秋』9月号の独占インタビューで、日米などが台湾海峡に関心を寄せることで中国は軍事行動により慎重になる、などと語ったことが背景となっていると指摘した。
行政院大陸委員会(陸委会)は、「中共(中国)は、軍事演習や戦闘機、戦艦による侵犯などの方式で威嚇し、台湾を矮小(わいしょう)化する誤った政治的主張を受け入れるよう迫っている」と指摘した。中国当局による台湾海峡の現状を破壊する強硬な行為は、国際社会および台湾の市民の注目と強い反発を呼んでいるなどと非難した。
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