ニュース 石油・化学 作成日:2021年8月23日_記事番号:T00097917
石油化学大手、台湾聚合化学品(USI)子会社の旭騰投資と、中国石油化学工業開発(CPDC、中石化)傘下の福建煉油化工の合弁による初の中台共同石化プロジェクトである中国・福建省古雷半島の石化プラント(第1期)が、18日に生産を開始した。年産額は260億台湾元(約1,000億円)を超える見込みだ。数千億元規模での川下産業の発展を促すほか、台湾石化業界の中国におけるサプライチェーン参入にも有利に働くとみられる。21日付工商時報が報じた。
旭騰投資と福建煉油化工が折半出資する合弁会社、福建古雷石化の張西国・総裁は、第1期では年間300万トンの原料を投入し、▽エチレン、100万トン、▽プロピレン、43万トン、▽ブタジエン、12万トン──を生産可能だと説明した。
また第2期プラントの建設プロジェクトも始動しており、将来的に年産能力を、エチレンは140万トンに、全製品合わせて420万トンに拡大する見通しだ。
なお福建省漳州市の古雷経済開発区には、ABS樹脂大手、奇美実業の中国法人、漳州奇美化工がABS樹脂・AS樹脂プラントの建設を進めており、福建古雷石化と協力関係を結んでいる。
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