ニュース 農林水産 作成日:2021年8月23日_記事番号:T00097921
アフリカ豚熱(ASF、旧名称・アフリカ豚コレラ)中央災害対策センターは22日、行政院農業委員会動植物防疫検疫局(農委会防検局)と新北市政府が19日に新北市新荘区の住宅を捜査した結果、ベトナムから違法に輸入された肉製品計約72キログラムが発見され、うちソーセージやハムなどの豚肉製品からアフリカ豚熱ウイルスが検出されたと発表した。今回摘発された密輸業者はこれまでにもベトナムから豚肉を持ち込んでいたとみられ、ウイルスに感染した製品が市場に流入した可能性がある。23日付自由時報が報じた。
アフリカ豚熱ウイルスの感染が拡大した過去3年半で、陽性と検出された豚肉製品が密輸されたのは今回が初めてだ(22日=中央社)
今回ベトナムから密輸された豚肉製品は計約60キロで、摘発された業者は合法的に輸入した製品に紛れ込ませる形で台湾に持ち込んでいた。防検局によると、密輸業者が持ち込んだ製品の多くはベトナムからの輸入品を取り扱う商店やベトナム料理レストランに販売されていたようで、今後、回収と廃棄を進める方針だ。
農委会の陳吉仲・主任委員は、密輸業者が扱った製品の流通経路を全面的に調査し、感染リスクを引き下げるよう指示した。対策センターは全土の養豚場に、人と車の移動制限や、定期的な消毒などの安全対策を要請した。
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