ニュース 電子 作成日:2021年8月25日_記事番号:T00097961
鴻海精密工業の劉揚偉・董事長は24日、メディアの取材に対し、新型コロナウイルス変異株、デルタ株流行の影響が大きく、半導体の供給不足はさらに長引く可能性があると語った。劉・董事長はこれまで、半導体不足は来年第2四半期までに解消するとの見方を示していた。25日付工商時報が報じた。
劉・董事長(右)は、米国でもデルタ株の感染が拡大しており、半導体供給への影響を注視する必要があると語った(24日=中央社)
一方で劉・董事長は、半導体不足や東南アジアでの新型コロナ感染拡大、中国の港湾の混雑などの問題が相次いで発生していることについて、「鴻海にとって若干の影響はあるものの、大きな打撃は出ない」と説明した。先ごろ示した「半導体不足が鴻海の通年業績に及ぼす影響は10%」との見通しについて、緊急受注を含めた数値であり、これを除いた場合、影響は限定的と強調した。
また、鴻海が受動部品最大手の国巨(ヤゲオ)と合弁で設立する半導体の新会社、国瀚半導体(Xセミ)について劉・董事長は、2022年の売上高目標は20億台湾元(約79億円)で、鴻海グループからの大規模受注を背景に25年には25倍の500億元に増加するとの見通しを示した。
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