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9月内閣改造説浮上、行政院長に鄭文燦氏か/台湾


ニュース 政治 作成日:2021年8月25日_記事番号:T00097976

9月内閣改造説浮上、行政院長に鄭文燦氏か/台湾

 台湾政界で蔡英文政権が9月にも内閣改造に踏み切るとの観測が浮上している。行政院長には蘇貞昌氏(74歳)に代わり、若手の鄭文燦・桃園市長(54歳)の起用が取り沙汰されている。与党民進党にとっては試練となる年末の四大住民投票や来年の統一地方選に向け、人事刷新を図る狙いがありそうだ。聯合報電子版が伝えた。

/date/2021/08/25/17zheng_2.jpg鄭・桃園市長は、空の玄関口、桃園国際空港のある桃園市の新型コロナ対策で奮闘した(24日=中央社)

 このほか、内政部長には潘孟安・屏東県長(58歳)、交通部長には林右昌・基隆市長(50歳)、中国との交流窓口となる海峡交流基金会(海基会)の董事長には蘇嘉全・元総統府秘書長(64歳)の名前が挙がっているという。このほか、新型コロナウイルス対策の陣頭指揮を取ってきた陳時中・衛生福利部(衛福部)長(67歳)も時期を見て交代が視野に入る。

 聯合報は「蘇・行政院長の在任中の強硬な姿勢がある程度、党内の内紛や権力争いを抑え込んできた。次期行政院長に適任者が現れなかったことも、安定維持優先の蔡・蘇体制の継続につながった」とした上で、「年末の四大住民投票、(新型コロナに伴う)困窮支援から経済振興、ワクチン接種に至るまで市民の不満に直面し、蔡総統はついに決断を示さざるを得なくなった」と解説した。

 鄭文燦氏が組閣を行うことになれば、年末の四大住民投票と来年の統一地方選でのかじ取りで政治手腕を試されることになる。鄭氏が試練を乗り切れば、2024年総統選で頼清徳・副総統と次期総統候補の座を争うことも予想される。

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