ニュース 電子 作成日:2021年8月26日_記事番号:T00097998
スマートフォン向け光学レンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)の林恩平・執行長は25日、車載用レンズ事業専門の新会社、大根光学工業(ラーガン・インダストリアル・オプティクス)を設立したと明らかにした。ある大口顧客からの車載用レンズの需要が予想以上に伸びているためと説明した。同顧客は米電気自動車(EV)大手、テスラとみられる。26日付経済日報が報じた。
林・執行長は25日、9月末にもフル稼働となる見通しだと語った。アップルのスマートフォン、iPhone新機種向け出荷が理由とみられている(25日=中央社)
大根光学工業は6月23日に設立した。現在の払込資本金は4,300万台湾元(約1億7,000万円)で、今後10億元に引き上げる計画だ。
ラーガンの車載用レンズの顧客は2社あり、車載用レンズの売上高構成比は10%未満だ。林・執行長は、ハイエンドスマホ向けレンズに注力することに変わりはないが、今後の状況次第で車載用レンズの割合を見直すと説明した。車載用レンズは今後、台湾と中国広東省東莞市の工場で生産するという。
ラーガンは2019年、スマホ向けレンズに注力するため車載用レンズに投資しないと表明していたが、林・執行長は今年7月、車載用レンズの高規格化が進み、急速に需要が伸びており、来年の見通しも良いため、今後も同大口顧客に供給すると明らかにしていた。
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