ニュース 医薬 作成日:2021年8月26日_記事番号:T00098004
製薬会社、台湾東洋薬品工業(TTYバイオファーム)の林全・董事長は25日の株主総会で、米国がこのほど正式承認した米ファイザーと独ビオンテック(BNT)の共同開発の新型コロナウイルス感染症ワクチンの台湾での販売代理権獲得を目指すかについて、同ワクチンの中華圏での販売代理権は既に中国の上海復星医薬が取得しているため、受けられるかは縁次第と述べた。26日付工商時報などが報じた。
林・董事長(右)は、海外メーカーのワクチンを受託生産するかとの質問に対しても、受けられるかは縁と経営理念次第だと説明した(25日=中央社)
林・董事長はこのほか、台湾のワクチンメーカー、高端疫苗生物製剤(メディゲン・ワクチン・バイオロジクス)の新型コロナワクチンの充填(じゅうてん)を受注し、既に出荷を開始したと明らかにした。TTYの生産能力に占める受注量の割合は小さいため、年内1,000万本の需要は対応でき、需要が1億本に拡大しても生産能力を増強して対応できると説明した。
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