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08年自動車販売26%減=工業局予測


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年8月26日_記事番号:T00009802

08年自動車販売26%減=工業局予測


 今年の自動車販売台数は、前年比26.5%減の24万台となり、この20年で最低となるという予測が経済部工業局によって示された。26日付経済日報が報じた。

 2005年の自動車販売台数は51万4,000台だったが、06年から市場が縮小し始め36万6,000台となり、07年は32万7,000台まで落ち込んだ。

 台湾は世界貿易機関(WTO)に加盟した際の合意に基づいて、自動車市場の開放を進めており、今年の関税率20.3%が10年には17.5%となり、11年には輸入割当制度(クオータ)の撤廃により輸入車の台数制限がなくなる。しかし、域内業界への影響を軽減するため、陳昭義工業局長は、発展途上国の基準適用を求めてWTOと交渉していることを明らかにした。同基準の適用が実現すれば、自動車産業などに特例措置を適用することで関税引き下げが不要となり、域内産業を保護できるという。