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歌林が3回目の不渡り、上場廃止へ


ニュース 家電 作成日:2008年8月26日_記事番号:T00009803

歌林が3回目の不渡り、上場廃止へ

 
 経営難に陥っている家電大手の歌林(コリン)は25日、3回目の不渡りを出し、証券取引法に規定に基づき、上場廃止手続きが取られる可能性が極めて高まった。26日付工商時報が取られた。

 歌林は先週までに取引先への約束手形が相次いで不渡りとなったのに続き、同社が国際票券金融に委託した発行した2,430万台湾元(約8,450万円)相当のコマーシャルペーパー(CP)が不渡りとなった。

 歌林は液晶テレビ用部品の主要な出荷先である米シンタックス・ブリリアン(SBC)が経営破たんしたことが原因で、急速に資金繰りが悪化している。歌林の取引先では上半期の決算で歌林絡みの不良債権を引当処理する動きが広がっている。

 歌林幹部は「すべては処理中の案件だ」としてコメントを避けている。