ニュース 運輸 作成日:2021年8月27日_記事番号:T00098039
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が米アリゾナ州フェニックス市で建設中の12インチウエハー工場について、クリーンルームや機械・電気設備・配管(MEP)などを台湾から海運で輸出して組み立てるプラント輸出方式を採用すると伝えられる中、これら設備の輸送を陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)が独占受注するとの観測が26日に浮上した。これに対し陽明海運は同日、市場の臆測だとコメントした上で、新規の引き合いについては自社の輸送能力と既存顧客との契約の履行状況を考慮して判断すると説明した。27日付工商時報が報じた。
観測についてあるフォワーダーは、TSMCが輸送する設備は高価な精密機械で、クッション付きコンテナなどの使用が求められるほか、米国到着後、陸上輸送を行う必要があるため、国際業務の経験豊富な大手フォワーダーが受注する可能性が高いと指摘した。その上で、海上輸送については、米国航路を運航する台湾の海運大手3社の▽陽明海運、▽長栄海運(エバーグリーン・マリン)、▽万海航運(ワンハイラインズ)──のいずれも受注の可能性があるとの見方を示した。
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