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作成日：2008年8月26日_記事番号：T00009805
銅箔基板、供給過剰でＱ４値下げか
国際原油価格が下落し、８月に入って銅価格が約10％値下がりする中、第４四半期から銅箔基板（ＣＣＬ）は値下がりするとの観測が出ている。ＣＣＬメーカー南亜塑膠工業（南亜プラスチック）と聯茂電子（アイテック）は、第３四半期中に電子製品の需要が拡大しなければ９月には供給過剰となり、第４四半期に値下げを行う可能性があることを明らかにしている。26日付蘋果日報が伝えた。
ＣＣＬメーカーの多くは上半期、良好な業績を残したが、ハイシーズンの第３四半期に入っても中下流業者の在庫過多により、大きな需要の高まりが見られない状況だ。業界関係者によると、来月末までに受注状況が好転せず、国際銅価格が7,000～7,500米ドル以下まで下落すれば、第４四半期には全面的な値下げが行われる可能性が高いとみられる。
