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中華映管、9月も10%減産継続


ニュース 電子 作成日:2008年8月26日_記事番号:T00009807

中華映管、9月も10%減産継続

 
 第3四半期も後半に入る中、パネル市場の低迷が続いており、中華映管(CPT)は当初、8月末までの予定で7月中旬から開始した10%の減産を、9月も継続することを明らかにした。26日付電子時報が伝えた。

 その他パネルメーカーも引き続き減産を行っており、奇美電子(CMO)は7月に10%、8月は20%、9月は15%の減産を行い、第3四半期の生産量は前期比で15%減少する見通しだ。友達光電(AUO)も第3四半期平均で10%の減産を行う。韓国・LGディスプレイ(LGD)も8月末までの予定で、10%減産している。

 減産の対象となっているのはほとんどが第5、6世代の生産ラインで、第5世代ガラス基板は投入面積で約9%、第6世代は4%減少している。第7、7.5、8世代の生産量は、日本や韓国の大手メーカーが積極的に生産を続けているため微増となっており、テレビパネルの供給が減らない原因となっている。なおパネル最大手のサムスンや瀚宇彩晶(ハンスター)、群創光電(イノルックス・ディスプレイ)は減産を行っていない。