ニュース 社会 作成日:2021年8月30日_記事番号:T00098099
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は29日、同日発表した新北市の新型コロナウイルス域内感染の確認者11人のうち10人は、新北市三峡区の家庭内感染だったと説明した。Ct値は29〜38。荘人祥・報道官は、感染から時間がたち、感染力が低下しており、市中感染の可能性は低いと語った。30日付自由時報などが報じた。
三峡区在住の50代男性(第1万6,072例)が胃痛のため病院に行き、PCR検査を受けたところ、陽性となった。同居の家族にも検査を実施し、▽妻と子ども4人(第1万6,078〜1万6,082例)、▽妻の妹とその夫、子ども2人(第1万6,083〜1万6,086例)──の感染が確認された。
接触者は364人で、60人が外出制限「居家隔離」の措置を取っている。検査はいずれも陰性だった。
メガシティー従業員が感染
新北市の域内感染者の残る1人は、板橋区のショッピングセンター(SC)、板橋大遠百(メガシティー)の従業員の女性(第1万6,073例)だった。侯友宜・新北市長は、メガシティーに対し28日と29日に休業し全館を消毒するほか、従業員の入館時の陰性証明の携帯を求めたと指摘した。
台北市の域内感染確認者2人の感染経路は不明だ。うち1人は、7月末に米国から台湾に入境し、入境時のPCR検査は陰性だった。8月末に米国へ戻るため自費で検査を受けたところ、感染が確認された。台北市の飲食店や、▽新北市、▽基隆市、▽桃園市、▽花蓮県、▽宜蘭県──を訪れていた。
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