ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

馬総統が見通し、「今年の経済成長は4.8%」


ニュース その他分野 作成日:2008年8月27日_記事番号:T00009817

馬総統が見通し、「今年の経済成長は4.8%」


 馬英九総統が21日、経済情報誌「遠見」とのインタビューで「今年台湾の経済成長率は4.8%」という見方を示していたことが分かった。22日行政院主計処が発表した今年の経済成長率予測は4.3%にとどまっている。馬総統は予測の根拠として「輸出は一貫して活発だが、これまでは原油高が輸入物価の高騰を招いて貿易赤字を生んだ。しかし、それも既に過去のことだ」と経済状況が好転しているという認識を示した。27日付経済日報が報じた。

 馬総統は、米調査会社グローバルインサイトの「台湾の1人当たりGDP(国内総生産)は2014年に3万米ドルを超える」という予測を示し、「われわれは1人当たりGDPが3万米ドルを超えるのは16年と予測していた。しかし同調査では2年早い予測となっており、台湾経済のファンダメンタルズがそれほど悪くないことを示している」と強調した。

 また就任後の世論調査で満足度が下降を続けていることについて馬総統は、「気にしていない。世論調査では物価問題への対応が悪いとの結果が出ているが。原油や食糧輸入品の価格など物価に関してはわれわれの力の及ばないことが多い」と反論した。

 馬総統は、きょう(27日)就任100日目を迎えた。