アストラゼネカ（ＡＺ）のワクチン41万400回分が５日午後、桃園国際空港に到着した。新型コロナウイルス感染症ワクチンの共同購入の国際的な枠組み「COVAX（コバックス）ファシリティー」経由で調達した476万回分のうちの３回目。台湾に到着したのは累計102万回分になった。自由時報電子版が伝えた。
COVAX経由のアストラゼネカのワクチンは、長栄航空（エバー航空）で到着した（５日＝中央社）
中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）指揮官の陳時中・衛生福利部（衛福部）長は５日、▽COVAX経由での調達分、▽ポーランド政府からの寄付分、▽前回までの接種の残り──を合わせたアストラゼネカのワクチン計約80万回分は、２回目の接種に充てると述べた。
また日本政府が在留邦人の接種ニーズなどを元に、９月上旬に台湾にアストラゼネカのワクチンを供与すると発表したことについて、陳・部長は、在台日本人は現在１万人余りで、リストアップすると述べた。
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