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八大電視、投資ファンドMBKが買収を検討


ニュース 商業・サービス 作成日:2008年8月27日_記事番号:T00009826

八大電視、投資ファンドMBKが買収を検討

 
 アジアに集中的な投資を行っている投資ファンドのMBKパートナーズは、台湾でケーブルテレビ向け放送事業者の八大電視(GTV)の株式67%を取得する方向で交渉している。27日付経済日報が伝えた。

 MBKが台湾でメディア事業に投資するのは、2006年に中嘉網路(チャイナ・ネットワーク・システムズ)に出資して以来となる。八大電視に対しては、米カーライル、富邦集団、旺旺集団も出資意向を示しているとされる。MBKは米系投資会社から独立した韓国人幹部が設立した投資会社。

 八大電視の林柏川総経理は26日、出資受け入れの行方について「カギは価格面と八大電子にとってプラスになるかだ」と述べたが、MBKが出資意向を示しているかどうかに関しては言及を避けた。

 台湾のメディア業界ではケーブルテレビ会社に外資が出資するケースが相次いでいるが、MBKに対する出資が実現すれば、番組を配信する放送事業者に外資系投資ファンドが投資を行うのは初の例となる。八大電視は楊登魁董事長とその友人が株式の60%を保有する筆頭株主。