ニュース 電子 作成日:2021年9月8日_記事番号:T00098271
工業技術研究院(工研院、ITRI)は7日、英IC設計大手、ARM(アーム)と共同で、IC設計プラットフォームを構築すると発表した。スタートアップ企業が関連するシリコンIP(知的財産)を利用し、国際競争力を持つ新製品を投入できるようにし、台湾のIC設計産業の世界シェア向上につなげる狙いだ。8日付経済日報が報じた。
工研院とARMのIC設計プラットフォームにより、製品発売までの期間が半年から1年早まる見通しだ(工研院リリースより)
スタートアップ企業は、研究開発(R&D)段階でライセンス料を支払うことなくARMのさまざまなシリコンIPを使用でき、テープアウト(設計完了)後、生産時にライセンス料を支払う仕組みだ。
工研院電子・光電系統所の呉志毅・所長は「IC設計に携わるスタートアップ企業は起業初期には資金やリソースが不足しがちで、十分な知的財産権のライセンス付与を受けられず、革新的な設計や構想を事業化できない」と指摘した。そうした状況の打開に向け、▽国際的なIC設計スタートアップ企業の台湾進出を支援、▽設計、導入、発売の加速、▽ARMの提携先を通じ、アジア太平洋の半導体エコシステムの中心を目指す──の3点を重点に、ARMと連携していくと説明した。
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