独ビオンテック（ＢＮＴ）の新型コロナウイルス感染症ワクチンが、きょう８日夜に91万回分到着するとの見方について、中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）指揮官の陳時中・衛生福利部（衛福部）長は８日、日時は未定で、確定すれば発表すると述べた。中央社電が伝えた。
関係筋によると、ビオンテックのワクチン91万回分は、欧州の国際貨物航空会社、カーゴルックス航空の貨物機に搭載され、現地時間７日午後９時15分にルクセンブルクのフィンデル空港を出発した。アゼルバイジャンの首都バクー経由で、８日午後９時30分に台湾に到着する予定だ。
初回のように約10時間遅れで到着する可能性もある。ビオンテックのワクチンは、▽ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）、▽鴻海精密工業系の慈善団体、永齢基金会、▽仏教系慈善団体の仏教慈済慈善事業基金会（慈済基金会）──が調達し、２日午前７時ごろに93万回分が到着した。
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