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《ワイズ横丁》中秋節恒例のBBQ、17県市が公共エリアで禁止/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年9月8日_記事番号:T00098291

《ワイズ横丁》中秋節恒例のBBQ、17県市が公共エリアで禁止/台湾

 日本では「お月見の日」として知られる中秋節(旧暦8月15日、今年は9月21日)。台湾では、月餅や文旦(ブンタン)を送り合うなどの習慣以外に、月を見ながら家族や友人とバーベキュー(BBQ)を楽しむという過ごし方が定着して久しい。しかし現在、感染力の強い新型コロナウイルスの変異株、デルタ株への感染拡大に対する懸念が強まる中、これまでに17県市が公共エリアでのBBQを禁止すると発表した。

/date/2021/09/08/18yakiniku_2.jpg今のところ公共エリアでの焼き肉が可能としているのは、離島のみだ(6日=中央社)

 台湾では例年の中秋節に、河川敷公園や路地の軒先など町の至るところでBBQコンロから煙が立ち上る光景を目にすることができる。

 しかし今年は、▽新北市、▽基隆市、▽宜蘭県、▽新竹県、▽新竹市、▽台中市、▽嘉義県、▽嘉義市、▽高雄市、▽屏東県、▽花蓮県──では公園のほか、自宅の軒先でも肉などを焼く行為が禁止された。どうしても中秋節のBBQを楽しみたい場合は自宅内か自宅の庭、ベランダに制限される。

 台中市では、禁止された場所でBBQを行った場合、伝染病防治法違反で3,000〜1万5,000台湾元(約1万2,000〜6万円)の罰金が科せられる。

 一方、台北市では、早くから禁止すれば混乱を招く可能性があるとして、現時点では「BBQ禁止令」は出ていない。柯文哲・市長は中秋節前日の13日に禁止するかどうかを判断するとコメントした。

 ただ台北市では今週末から多くの中秋節関連イベントが予定されており、市の対応は消極的過ぎるとの批判が出ている。

 また台南市でもBBQは禁止されていないが、黄偉哲・市長は▽関連イベントを主催しない、▽開催を推奨しない、▽群衆を生じさせない──の3原則を維持すると語った上で、市民に対し「今年の中秋節は(屋内で)鍋を食べよう」と呼び掛けた。

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