ニュース 医薬 作成日:2021年9月9日_記事番号:T00098310
小野薬品工業は8日、ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体「オプジーボ(R)20mg、100mg点滴静注(一般名・ニボルマブ)」について、台湾現地法人の台湾小野薬品工業(小野ファーマ台湾)が3日に衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA)から、モノクローナル抗体「ヤーボイ(R)(一般名・イピリムマブ)」との併用療法による、切除不能な胸腔表面を覆う中皮やその下の結合組織の未分化な間葉細胞に由来する悪性腫瘍、悪性胸膜中皮腫(MPM)の成人患者のファーストライン治療の効能または効果の追加承認を受けたと発表した。
今回の追加承認は、未治療の切除不能な悪性胸膜中皮腫患者を対象に、オプジーボとヤーボイの併用療法と、プラチナ製剤を含む標準治療の化学療法とを比較評価した臨床試験の中間解析の結果に基づいている。オプジーボとヤーボイの併用療法は、化学療法との比較で、主要評価項目である全生存期間(OS)の有意な延長を達成した。安全性プロファイルは、本併用療法でこれまでに認められているものと一貫していた。
小野薬品工業は、オプジーボは日本で2014年7月に悪性黒色腫で承認を取得して以来、複数のがん腫で重要な治療選択肢となっていると説明した。現在、▽日本、▽台湾、▽韓国、▽中国、▽米国、▽欧州連合(EU)──など65の国・地域以上で承認されている。
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