中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は９日、台北市と新北市で各２人、計４人の新型コロナウイルス域内感染を確認したと発表した。３人は感染経路が分かっており、１人の関連が不明だ。
中央社電によると、台北市の２人は夫婦で、夫が設備業者として、新北市板橋区の幼稚園のクラスター（感染者集団）の感染確認者が住む同区の集合住宅に出入りしていた。
また、指揮センターは、エジプトから入境したエジプト籍２人の輸入症例を発表した。幼稚園のクラスターの園児の父の親戚だった。
このほか、70代男性１人の死亡を発表した。慢性疾患があり、感染者との接触歴はなかった。３～６日にかけて別の理由で何度も病院を受診しており、７日に容態が悪化し、病院に着く前に死亡した。死亡後に感染を確認された。
台湾での感染確認者は累計１万6,062人となった。内訳は、輸入症例が1,447人、台湾での域内感染が１万4,561人、海軍の敦睦遠航訓練支隊の集団感染が36人、航空機での感染が３人、感染経路不明が１人、感染経路調査中が14人。110人は後に感染していなかったことが分かり、感染者リストから除外された。死者は累計838人となった。
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