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《ワイズ横丁》三星ネギの盗難相次ぐ、再発防止に警察と農家が協力/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年9月9日_記事番号:T00098320

《ワイズ横丁》三星ネギの盗難相次ぐ、再発防止に警察と農家が協力/台湾

 台湾では最近、天候の影響でネギの供給不足が生じており、中でも有名な宜蘭県三星郷の「三星ネギ」は価格が大幅に上昇している。そんな中、三星郷では高価なネギを狙った盗難事件が相次いで発生。地元警察は犯人逮捕に全力を挙げるとともに「ネギを守れプロジェクト」を始動させ、農家と協力して再発防止に努めている。

/date/2021/09/09/16negi_2.jpgパトカーが見回り、のどかなネギ畑に緊張感を与えている(9日=中央社)

 中南部で8月に大雨が降り、農作物に深刻な被害が出たことを受け、野菜価格が高騰している。三星ネギの生産地価格も8日現在、1キログラム当たり255.8台湾元(約1,020円)と、8月初旬の100元未満から急激に上昇した。

 そんな高級ネギを狙って三星郷ではここ1カ月の間に4件の盗難事件が発生した。それぞれ60〜100キログラムのネギが盗まれており、被害額は最高約2万元に上る。三星郷の李志鏞・郷長によると、ネギの収穫には技術を必要とするため、犯人はネギに詳しい人物とみられる。

 大切なネギを盗まれ、心を痛める農家から通報を受けた警察は、監視カメラ映像の調査や聞き取りを行った結果、既に事件に関わったとみられる車両を特定し、現在、犯人の捜索を進めている。

 このほか警察は、農家が心血を注いで育てた作物が二度と盗まれないよう、盗難防止プロジェクトを立ち上げ、ネギ畑周辺のパトロールを強化した。怪しい車両や人物を見かけた場合、すぐに情報を共有できるよう、三星郷内のネギ農家と、対話アプリ「LINE(ライン)」のグループを作成した。

 三星郷では、6〜8月に収穫シーズンを迎える高級フルーツ、ナシが数十個盗まれる事件も2件発生している。

 地元警察は市民や小売業者に対し、野菜や果物を購入、仕入れる場合は、流通経路を確認して盗難品に手を出さないよう呼び掛けた。

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