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台湾の格付けダブルAに、フィッチが引き上げ/台湾


ニュース その他分野 作成日:2021年9月11日_記事番号:T00098359

台湾の格付けダブルAに、フィッチが引き上げ/台湾

 格付け会社フィッチ・レーティングスは10日、台湾の長期外貨建て・自国通貨建て発行体デフォルト格付け(IDR)を「ダブルAマイナス」から「ダブルA」に1段階引き上げた。格付け見通しは「安定的」。フィッチが台湾のIDRを引き上げるのは2016年以来、5年ぶり。11日付工商時報が報じた。

 今年に入り、▽ムーディーズ、2月24日、▽S&Pグローバル・レーティング、4月22日、▽フィッチ、9月10日──と、世界の主要格付け会社がいずれも台湾の格付けを引き上げている。

 フィッチは、台湾の今年の経済成長率は6%に達し、「ダブルA」格付け国・地域の成長率の中央値、4.6%を大きく上回ると予測した。台湾が強みとする輸出の好調が2年連続の高成長をもたらし、新型コロナウイルス感染症の流行も、台湾の製造業には大きな影響を及ぼしていないためと分析した。

 台湾の格付けに関するレポートは従来、フィッチのアジア太平洋地域分析チームが発表していたが、今回は同社米国事務所が執筆を担当し、ニュースリリースのタイトルには「Taiwan,China(中国台湾)」と表記された。これについて財政部は、従来通り「Taiwan」を用いるべきと申し入れたが修正されなかったとして遺憾の意を示した。今後も同社とこの問題について話し合いを続けると表明した。

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