中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は12日、新型コロナウイルス域内感染３人を確認したと発表した。台北市、新北市、桃園市が各１人で、うち２人の感染経路は分かっている。

　２人は、クラスター（感染者集団）が発生した新北市板橋区の幼稚園の園児の祖父（第１万6,185例）、および母親の同僚（第１万6,197例）だった。クラスターのうち20人からデルタ株を検出している。

　クラスターの接触者3,418人に対する検査で、3,155人は陰性だった。クラスターの29人に含まれている24人が陽性で、239人が検査結果待ちだ。

　このほか、海外から入境した輸入症例は計11人だった。死者はゼロだった。

　台湾での感染確認者は累計１万6,088人となった。内訳は、輸入症例が1,468人、台湾での域内感染が１万4,566人。死者は累計839人だった。

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