中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は13日、新北市と桃園市で各１人、計２人の新型コロナウイルス域内感染を確認したと発表した。うち１人の女性（第１万6,199例）は、12日に感染確認が発表された、新北市板橋区の幼稚園のクラスター（感染者集団）の園児の母親の同僚男性（第１万6,197例）の同居の妻だった。クラスターの感染確認者は30人、うち21人からデルタ株が検出された。蘋果日報電子版などが報じた。
もう１人の60代女性（第１万6,203例）は、アルファ株への感染が確認された台北市松山区の中学生（第１万6,179例）の祖母で、接触があった。外出制限「居家隔離」措置を取っていた。11日に検査を行ったところ、きょう13日に感染を確認した。
また、指揮センターは、▽米国、▽日本──から入境した計３人の輸入症例を発表した。
死者はゼロだった。
台湾での感染確認者は累計１万6,093人となった。内訳は、輸入症例が1,471人、台湾での域内感染が１万4,568人、海軍の敦睦遠航訓練支隊の集団感染が36人、航空機での感染が３人、感染経路不明が１人、感染経路調査中が14人。110人は後に感染していなかったことが分かり、感染者リストから除外された。死者は累計839人だった。
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