ニュース 電子 作成日:2021年9月14日_記事番号:T00098397
業界観測によると、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が米アリゾナ州フェニックス市で建設中の12インチウエハー工場の土木工事が遅れているようだ。建設コストが従来予想を上回る見通しとなったことが原因とみられ、TSMCは予算を追加したとされる。TSMCはノーコメントとした。14日付自由時報が報じた。
米国での土木、水道、電気工事や材料などの価格がいずれも台湾より高く、アリゾナ工場の建設コストは、台湾での工場建設コストを4割以上上回るようだ。同工場をめぐっては、クリーンルームや機械・電気設備・配管(MEP)、排気システムなどを台湾から海運で輸出し、米国で組み立てるプラント輸出方式を採用し、初回は10月に出港するとの観測が浮上していたが、土木工事の遅延により、輸送時期が遅れる可能性があるとみられる。
業界関係者は、TSMCが台湾で工場を建設する場合、通常は土木工事は約1年で、その後クリーンルーム設置工事に着手することから、アリゾナ工場は来年末に設備搬入を開始すると予想した。
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