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《ワイズ横丁》旧宜蘭橋の橋脚、よじ登り禁止フェンス設置へ/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年9月15日_記事番号:T00098442

《ワイズ横丁》旧宜蘭橋の橋脚、よじ登り禁止フェンス設置へ/台湾

 宜蘭市北部を東西に横切る宜蘭河に架かる宜蘭橋は、日本統治時代に建設された古い橋からの架け替え工事が進められ、今年1月に新しい橋が開通した。その際、古い橋の橋台(両端で橋全体を支える)と橋脚(渡された橋を支える)が歴史建築物として保存されることとなったが、最近、この橋台によじ登る市民が相次いでいる。

 日本統治時代に架けられた初代の宜蘭橋は木造で、1939年に鉄筋コンクリートに改築された。戦後の交通量増加に伴い、68年には全長162.8メートル、幅15.8メートルに拡張する工事が行われた。

 80年もの長きにわたり宜蘭市と外部をつなぐ重要な交通インフラとして市民に親しまれてきた旧宜蘭橋だが、2015年7月、台風13号(アジア名・ソウデロア)が台湾に来襲した際、宜蘭河が増水して水位が橋面まで迫り、全面的に通行止めとなったことをきっかけに、架け替えが必要との声が高まった。

 その結果、旧橋よりも橋面の高さを上げ、洪水疎通能力を高めた新宜蘭橋の建設が決定。2019年に3月に着工した後、旧橋の解体、仮設橋の設置を経て今年1月に新橋が完成し、全面開通した。

 ただ、この橋台と橋脚は現在、特に何の保護措置も取られておらずむき出しの状態だ。そばに設置された歴史建築物であることを示すプレートがなければ、崩れかけたコンクリートの塊にしか見えない。そうした「親しみやすさ」もあってか、ふざけてよじ登ろうとする市民も多いようで、これを問題視する声が浮上した。

 江聡淵・宜蘭市長は14日、旧宜蘭橋の橋台と橋脚を視察し、市民の安全と橋脚の保全を考慮し、防護フェンスの設置を検討すると表明した。

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