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《ワイズ横丁》人気の歴史ドラマ『斯卡羅』、台南の撮影所に参観希望殺到/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年9月16日_記事番号:T00098468

《ワイズ横丁》人気の歴史ドラマ『斯卡羅』、台南の撮影所に参観希望殺到/台湾

 現在、公共電視台(公視)などで放映されている、清時代に台湾で起きた事件を題材とする歴史ドラマ『斯卡羅(スカロ)』が人気を呼んでいる。これを受けて同作品の撮影が行われた台南市の撮影所が限定的に施設内を公開すると発表し、予約を受け付けたところ、あっという間に満員となってしまった。

/date/2021/09/16/seqalu_2.jpg歴史ドラマ『斯卡羅』のワンシーン(11日=中央社)

 斯卡羅は、1867年3月に台湾最南端、恒春半島(屏東県)沖で座礁した米国商船「ローバー号」の船員14人が近くの海岸に上陸後、原住民、パイワン族の領地に誤って侵入し、13人が殺害された「ローバー号事件」を描いたドラマで、陳耀昌の小説『傀儡花』(日本語訳・フォルモサに咲く花)を原作とする。

 公視では8月14日に放送が始まり、現在、11話まで進んでおり、18日に最終話を迎える。また▽ネットフリックス、▽LINE TV、▽Hami Video──といった動画配信サービスでも放映されており、大いに人気を博している。

 そんな中、このドラマが撮影された台南市塩水区の撮影所、岸内糖廠影視基地は、通常は施設内を一般向けに公開していないが、9月17日〜10月31日に団体の参観を限定的に受け入れると発表した。受け入れ対象となるのは、▽旅行会社、▽学校、▽自治体──などが編成した団体で、金曜、土曜、日曜および祝日に1日20団体(1団体当たり10〜20人)を受け入れる。参観料は1人50台湾元(約200円)だ。

 今月7日にインターネット上で予約受け付けを開始したところ、わずか2日間で、参観可能な団体枠の全てが埋まってしまい、斯卡羅の人気の高さがうかがえた。

 参観イベントを主催する台南市政府文化局は、新型コロナウイルス感染防止および参観の質を考慮して制限を設け、個人客は受け入れていないと説明した上で、今後キャンセルが生じた場合は、再度予約を受け付けるため、台北市影視支援中心のサイトを注視してほしいと呼び掛けた。

 なお岸内糖廠影視基地では、斯卡羅の撮影に使用された、清時代の台湾の市街地を再現した「清代漢人市街」に加え、日本統治時代の光景や戦後の眷村(けんそん、外省系住民の集落)の様子を再現した施設を建設する予定だ。将来、この撮影所が一般公開されるようになれば、一躍、人気観光地となるかもしれない。

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