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中国また台湾産果物輸入禁止、バンレイシやレンブ【図】/台湾


ニュース 農林水産 作成日:2021年9月22日_記事番号:T00098513

中国また台湾産果物輸入禁止、バンレイシやレンブ【図】/台湾

 中国の海関総署は19日、台湾のバンレイシ(釈迦頭)とレンブから、害虫のカイガラムシが相次いで見つかったとして、20日から輸入を禁止すると発表した。中国は今年3月から同じ理由で台湾産パイナップルの輸入を禁止しているが、台湾側には中国が農産物貿易をカードに台湾に圧力をかけているとの不信感がくすぶる。20日付中国時報などが報じた。

/date/2021/09/22/14fruits_2.jpg陳・主任委員は、検疫の執行は科学的根拠に基づく必要があるとした上で、中国の輸入禁止は国際貿易規範に反しており、受け入れることはできないとコメントした(19日=中央社)

 新たに中国が輸入を禁止したバンレイシ、レンブは対中輸出が輸出量のそれぞれ95%、97%を占める。昨年の輸出量はバンレイシが1万3,588トン、レンブが4,792トンだった。

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 行政院農業委員会(農委会)の陳吉仲・主任委員は「農民の権益を全力で保障する。正式なルートで対岸(中国)と折衝する」とした上で、中国側に科学的な証拠の提示を求め、30日までに回答が得られない場合には、世界貿易機関(WTO)に提訴すると表明した。

 農委会はまた、カイガラムシは中国でも発生しており、燻蒸(くんじょう)処理が可能で、一方的に輸入を禁止すべきではないと指摘した。

 農委会によると、中国が台湾産パイナップルの輸入を禁止して以降、台湾は8回にわたり、中国側にテクニカルな対話を申し入れたが、中国側は応じていないという。台湾は現在「海峡両岸農産品検疫検験協力協定」の枠組みを通じ、9回目の申し入れを行っている。

 台湾政府は農家への被害対策として、10億台湾元(約39億円)の基金を確保する。生産と販売の調整、保険加入の促進、中国以外の市場の開拓などに取り組む。

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