ニュース 金融 作成日:2021年9月24日_記事番号:T00098559
国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)は23日、企業が虚偽の貿易発注などで複数の銀行から重複融資を受けることを防ぐために、銀行業界と海運業界がブロックチェーン技術を使って情報交換を行うプラットフォーム「環球貿易共享区塊鏈(グローバル貿易共有ブロックチェーン)」に対し、金融監督管理委員会(金管会)銀行局が試験導入を認可したと発表した。24日付工商時報などが報じた。
今回の試みには、銀行業界から国泰世華銀以外に▽上海商業儲蓄銀行(上海商銀)、▽台中商業銀行、▽台湾新光商業銀行、▽陽信商業銀行(サニーバンク)、▽遠東国際商業銀行(ファーイースタン・インターナショナル・バンク)、▽元大商業銀行、▽永豊商業銀行(バンク・シノパック)──が加わるほか、大手海運会社の陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)と長栄海運(エバーグリーン・マリン)が参加する。
運用が始まるプラットフォームを通じ、銀行各行は企業が重複融資を受けているかどうかチェックできる。また、海運会社のデータと接続することで、貿易データの捏造を防止する。試験導入を経て、1~2カ月以内に正式に運用を開始する。
関係者によると、プラットフォームには暗号処理した船荷証券の番号が共有され、各行はプラットフォームで重複融資がないかどうか照合を行う。また、重複融資を発見した場合には、プラットフォーム上で警告を発する。
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