独ビオンテック（ＢＮＴ）の新型コロナウイルス感染症ワクチン88万9,200回分が、きょう７日午前５時半過ぎに桃園国際空港に到着した。鴻海精密工業創業者、郭台銘（テリー・ゴウ）氏によると、７日と８日で合計160万～180万回分が到着する予定だ。７日付自由時報が報じた。
ビオンテックのワクチンは、▽ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）、▽鴻海系の慈善団体、永齢基金会、▽仏教系慈善団体の仏教慈済慈善事業基金会（慈済基金会）──が1,500万回分調達し、▽９月２日、93万回分、▽９日、91万回分、▽30日、54万回分、▽10月１日、67万回分、▽４日、27万回分──が到着した。７日到着分を合わせ、累計420万9,200回分となった。
23歳以上に拡大視野
中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は６日、新型コロナワクチン接種意思登録・予約システムでビオンテックのワクチン接種の意思登録をした23～46歳の市民のうち、180万人が未接種だと指摘した。荘人祥・報道官は、10月22日以降、23～46歳に接種対象を拡大する可能性があると述べた。１回目と２回目の接種で異なる種類のワクチンを使用する「異種混合接種」については、11月以降に検討すると語った。
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