世界で感染例が増えている新型コロナウイルス変異株、オミクロン株に対する防疫対策として、2022年１月１日より学校やＫＴＶ（カラオケボックス）など24カ所の場所で働く全ての従業員にワクチンの２回接種を求めることに関連し、中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）指揮官の陳時中・衛生福利部（衛福部）長は６日、24カ所以外にも対象を拡大する予定で、一両日中に発表すると説明した。クラスター（感染者集団）が発生する可能性がある場所を優先する。７日付自由時報などが報じた。
５日時点で、２回目のワクチン接種率は60.52％と、これまで水際対策の制限緩和の目安としていた60％を超えた。陳・衛福部長は、今後２週間は観察が必要と述べた。今分かっているのはオミクロン株は感染力が強いことだけで、重症化率や死亡率が観察のポイントと指摘した。
陳・衛福部長は、感染状況が深刻化すれば、学校の休校措置を検討するが、まだ兆しはないと述べた。
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