ニュース 政治 作成日:2025年8月5日_記事番号:T00123306
台湾有事海洋委員会(海委会)海巡署(海上保安庁に相当)の東南沙分署東沙指揮部は2日午後2時50分ごろ、台湾が実効支配する南シナ海の東沙諸島から北西へ28.1カイリ(約52キロメートル)の海域を中国海警局(CCG、海上保安庁に相当)の船舶(海警船)1隻が航行しているのを確認した。航行方向と速度から当該船舶が台湾の管轄海域に侵入する可能性があると判断した東沙指揮部は同海域に巡視船を派遣した。海巡署の巡視艇が現場海域に到着した後、22時間にわたり双方のにらみ合いが続き、海警船は3日午後3時ごろ、北方面へと去った。5日付聯合報が報じた。
海巡署の巡視船が中国の海警船を監視している(海巡署リリースより)
海巡署の統計によると、東沙諸島周辺海域では今年、海警船による管轄海域への侵入が計9隻、述べ23回発生した。
海警船は多様な進路を取るほか、管轄海域侵入時に起動させていた船舶自動識別装置(AIS)を、侵入後に停止させるなどの行動を取っており、海巡署は、台湾側の巡視船の数や、対応を探る意図があったと分析した。
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