ニュース 政治 作成日:2025年8月11日_記事番号:T00123427
台湾有事国防部は9日、8日(9日午前6時までの24時間)に、台湾周辺の空海域で、中国軍機を延べ54機、中国艦艇を6隻、公務船を2隻確認し、うち軍機47機が台湾海峡の中間線を越えて、北部と中部、南西、東部の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと発表した。台湾海峡の中間線は、台湾と中国の事実上の停戦ラインとされる。
8日の中国軍機の飛行経路。破線は24カイリ(約44キロメートル、接続水域)、実線は12カイリ(領海に相当)の海域を示す(国防部リリースより)
7日も台湾周辺の空海域で中国軍機が延べ57機飛来し、うち38機が台湾海峡の中間線を越えた。飛来数は2日連続で50機を超えた。
淡江大学国際事務戦略研究所の林穎佑・副教授は、中国の9月3日の抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年記念日に関連しているとの見方を示した。
ペロシ米下院議長(当時)が2022年8月2日に訪台し、離台した8月3日以降、台湾周辺の空海域で連日のように中国軍機や艦艇を確認している。今年確認した中国軍機は累計3496機で、台湾海峡の中間線やその延長線を越えたり、防空識別圏に侵入したりしたのは累計2508機となった。
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