中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は11日、感染経路不明の新型コロナウイルス域内感染が確認されたことを受け、６月８日まで大型イベントの人数制限や台湾高速鉄路（高鉄）などでの飲食禁止など、第２段階の防疫レベルに引き上げると発表した。
第２段階の防疫レベルでは、人の多い場所への出入り自粛が求められ、感染リスクが高い場所ではマスク着用が義務付けられる。
イベントは人数の総量規制（屋内イベントは１回当たり上限100人、屋外イベントは500人）を行い、実施する場合は、社会的距離（ソーシャルディスタンス）の確保またはマスク着用、仕切り板の使用や、「実聯制」（連絡先など最低限の個人情報を取得し、最大28日間保管）が必要だ。
営業場所や公共の場所などでも、社会的距離の確保かマスク着用、仕切り板の使用が求められる。実聯制、体温測定、消毒なども必要だ。
飲食店は、従業員のマスク着用、来店客の体温測定、消毒などを実施し、他人と同席する場合は仕切り板の使用などが必要だ。
公共交通機関では、高鉄、台湾鉄路（台鉄）、長距離バスで飲食を禁止する。15日から高鉄と台鉄の立ち席の販売を禁止する。
防疫レベル４段階
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