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《新型肺炎》台北市と新北市、映画館なども営業停止/台湾


ニュース 商業・サービス 作成日:2021年5月17日_記事番号:T00096145

《新型肺炎》台北市と新北市、映画館なども営業停止/台湾

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は15日、新型コロナウイルス域内感染の拡大、台北市と新北市の防疫レベル3への引き上げに伴い、台北市と新北市では28日まで、レジャー娯楽施設の営業停止以外に、展示観覧・観戦場所の営業停止を求めた。▽展示場、▽映画館、▽集会所、▽体育館、▽活動センター、▽ホール(コンサートホール、劇場、博物館、美術館、陳列館、史跡資料館、紀念館)、▽屋内スケート場、▽屋内プール、▽遊園地、▽子供用遊技場、▽その他類似する場所──が対象だ。

 また、教育学習の場所にも営業停止を求めた。▽社区大学(生涯学習機関)、▽楽齢学習センター(生涯学習機関)、▽訓練班(教習所)、▽K書センター(自習室)、▽社会教育機関(社会教育館、科学教育館、図書館)、▽老人共餐活動センター(高齢者の給食施設)、▽その他類似する場所──が対象だ。

 このほか、▽外出時の常時マスク着用、▽不要不急の移動、イベント、集会の回避、▽同居していない家族や友人と屋内5人以上、屋外10人以上で集まらない、▽「自我健康管理」(人の多い場所への出入り回避、大型イベントや外食の回避、外出時の常時マスク着用、手指の消毒、発熱などの症状があれば「1922」に電話するか衛生局に連絡し、指定の医療機関を受診など)──が求められる。

企業はガイドラインを

 営業場所や公的機関は、人の流れを管理し、マスク着用、社会的距離(ソーシャルディスタンス)の確保を徹底する。職場では、「企業向け持続的な運営ガイドライン」に基づき、個人や労働環境の衛生を管理し、テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)や時差出勤などの対策を取る。

 飲食店は、「実聯制」(連絡先など最低限の個人情報を取得し、最大28日間保管)を導入し、社会的距離の確保や仕切り板(パーテーション)の設置などの措置を取る。措置が取れない場合は、テイクアウトのみとする。

 冠婚葬祭は、「実聯制」を実施し、社会的距離の確保や消毒を徹底する。

 公共の場所や公共交通機関は消毒を強化する。

不要不急の移動自粛を

 指揮センターは、防疫レベル第2段階と第3段階の県市の間で、不要不急の移動をしないよう呼び掛けた。

 

《新型肺炎》企業向け厳重特殊伝染性肺炎(COVID-19)における持続的な運営ガイドライン ※2020年3月5日公布
https://www.ys-consulting.com.tw/labor/88701.html