中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）指揮官の陳時中・衛生福利部（衛福部）長は６日、日本政府から提供された英アストラゼネカ（ＡＺ）製の新型コロナウイルス感染症ワクチン124万回分について、15日に接種を開始すると明らかにした。蘇貞昌・行政院長は７日、主に▽75歳以上の高齢者、▽社会福祉・介護施設の従事者、被介護者、▽人工透析治療が必要な患者──への接種に充てると説明した。中央社電などが伝えた。
日本提供のアストラゼネカ製ワクチンは、早ければ11日にサンプルチェックが完了する見通しだ（４日＝中央社）
一方、５月28日に台湾に到着した米モデルナ製ワクチン15万回分のうち約７万回分は、９日から医療関係者への接種を開始する。モデルナ製ワクチンは２回の接種が必要で、残り８万回分を医療関係者への２回目の接種に充てる。
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