新型コロナウイルスの検査能力が不足する中、中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）指揮官の陳時中・衛生福利部（衛福部）長は７日、市民が自宅で使用できる検査キットの輸入を企業に奨励すると表明した。８日付工商時報が報じた。
指揮センターは先月28日、医療従事者が検査を実施するという条件付きで企業による検査キットの自社購入を認めると発表していた。自宅で使用できる検査キットの輸入を奨励し、検査能力を拡充したい考えだ。
科学園区でワクチン接種へ
このほか、科技部は７日、▽新竹科学園区（竹科）、▽中部科学園区（中科）、▽南部科学園区（南科）──の三大科学園区に大規模な新型コロナウイルス感染症ワクチン接種拠点を２カ所ずつ設置するなどして、入居企業900社以上の従業員20万人以上が最短５～10日で接種を完了できる体制を構築する計画を明らかにした。
科技部は▽三大科学園区の空き地や運動地に大規模接種拠点を設置する、▽従業員1,000人以上の大企業が設けた場所に接種拠点を設置する、▽従業員300～999人の企業が近隣の医療機関や企業が設けた場所で接種できるよう支援する──計画だ。
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