ニュース 医薬 作成日:2021年7月5日_記事番号:T00097035
▽鴻海精密工業系慈善団体、永齢基金会、▽台湾積体電路製造(TSMC)──が導入を目指す独ビオンテック(BNT)製の新型コロナウイルス感染症ワクチンが早ければ8月にも台湾に到着する可能性が出てきた。4日付経済日報などが伝えた。
墓参に向かう郭氏(右)は4日、ワクチンについて発言せず、妻の曽馨瑩さん(左)が代わりに、静かに待っていてほしいとコメントした(4日=中央社)
既にビオンテック製ワクチンの台湾向け販売代理権を持つ中国の製薬メーカー、上海復星医薬と法的文書に署名し、今月中にも正式契約を結ぶ方向で努力しているという。一部には早ければ1週間以内に正式合意に至るとの報道もある。
消息筋によると、鴻海の創業者、郭台銘(テリー・ゴウ)氏、TSMC、上海復星医薬による共同努力や台湾・ドイツ政府による積極支援により、ドイツからのワクチン輸入で既に初歩的な共通認識には達しており、正常な商業上の手続きを経て、8月か9月にも順次ワクチンが台湾に到着する見通しだという。
台湾はビオンテックからのワクチン直輸入を目指しているが、ビオンテックは今年下半期にも上海郊外にワクチン工場を稼働させ、10億回分のワクチン量産体制を整える予定だ。ビオンテック製ワクチンは近く中国で緊急使用許可(EUA)を取得する見通しとなっている。
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