中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）指揮官の陳時中・衛生福利部（衛福部）長は、新型コロナウイルス感染症ワクチン公費接種の優先順位第９位の対象である19～64歳のハイリスク疾病・難病患者、重大疾病者について、過去１年以内に医療機関で重大疾病や、糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満症などと診断された人が条件と説明した。８日付自由時報が報じた。
優先順位第９位の対象は過去１年以内に、▽感染症、▽血液、造血器官の疾患、▽免疫不全、▽内分泌系疾患、栄養障害、代謝不全、▽神経、感覚器官疾患、▽循環系疾患、▽呼吸器系疾患、▽消化器系疾患、▽骨、筋肉などの結合組織疾患、▽生殖、泌尿器系疾患、▽先天性異常、染色体異常──のいずれかと診断された人だ。
指揮センターが６日発表した新型コロナワクチン接種予約システムは、７日時点で優先順位第９位の対象者（387万人）と第10位（50～64歳の成人）の対象者（500万人余り）のうち計162万人余りが接種意思の登録を行った。公費接種が優先順位第９位、第10位まで進んでいる金門、馬祖、澎湖など離島では８日より、全県市では７月下旬より接種日時や場所などの予約受け付けを開始する。
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